皆さん『資産』と『財産』と言われてどう感じますか？
せっかくなので、ネットになりますが検索してみました。
◼️資産とは？
goo国語辞典で調べると
１個人または法人の所有する金銭・土地・建物などの総称。財産。
２ 企業会計で、貸借対照表上の流動資産・固定資産・繰延資産をいう。
◼️財産とは？
goo国語辞典で調べると
１ 個人や団体などの所有している、金銭・有価証券や土地・家屋・物品などの金銭的な価値のあるものの総称。資産。「一代で財産を築きあげる」「子供に財産を残す」
２ ある主体に属する積極財産（資産）と消極財産（負債）の総体。「営業財産」
３ あるものにとって、価値あるもの。金銭的価値にも精神的価値にもいう。「健康が私の財産です」「自然は人類共有の財産だ」
見比べてみると
共に金銭や土地、建物を所有している状態に読み取れます。
突き詰めて考えると
『財産』は、金銭、土地、建物、物品など金銭的な価値のあるものを所有している状態。
『資産』は、金銭、土地、建物など所有、運用することで、価値を新たに生み出している状態。
私はそのように理解しています。
よく聞く話で、あなたは
お金持ちになりたいですか？
資産家になりたいですか？
言葉だけ聞くと『資産』と『財産』と同じように感じますが、お金持ちは、ただお金を稼いで持っているだけの状態と言えます。宝くじで3億円当たった！って方は、まずはお金持ちになりますよね。
なので、使えば減っていくのでいずれお金がなくなってしまいお金持ちではなくなってしまいます。ただ、お金を持っていたということになります。
では、資産家だとどうか？
資産家は先ほどの資産の説明にもあったように金銭的価値のあるものを所有している状態です。宝くじに当たったお金で土地、建物などを購入する。現金が所有物に変わります。そこで、自分が住むため土地や建物を購入した場合は『財産』。住むためでなく誰かに貸し出しする場合は『資産』となります。
つまり、現金としては減少しますが、ものに変わることで資産となり、そこからお金を生み出してくれるようになります。
これもよく聞く話ですが、宝くじが当たったために不幸になった。
今まで手にしたことが無いお金が手に入ると、皆さんどうされますか？
・持ち家をお持ちの方で住宅ローンを支払されている方なら、全額返済をされる。
・今よりも大きな立派な家に住み替える。
・憧れの高級車を購入する。
・ブランド物などの洋服や宝飾品を購入する。
・借金を返済する。
・高級レストランで外食。などなど。
お金を使うことばかり考えていませんか？
これだけあるから少し使ってもまだまだお金はあるなんて思っていると気が付けばお金はなくなっていきます。お金が無くなる理由は今まであった金銭感覚がなくなるからです。生活費が20万円だった方が、突然100万円になると毎月100万円がなくなります。年間だと1200万円。10年同じ生活を続ければ1億円を超えていきますよね。
しかも生活水準が上がると下げることが難しくなります。上がることがあっても下がることは少ないと言えるでしょう。なので、年々生活費は上昇することが考えられるので、10年後には1億以上の支出をされていると思います。
※住宅ローンの返済について
住宅ローン減税を利用されている方は、もし、宝くじが当たっても全額返済する時期は間違えないように気を付けて下さい。
消費税増税となり10%の今は13年間適用されることになりました。（期間限定での制度です）その前は10年間の適用でした。なので、まだ10年経っていない状態で返済してしまうと住宅ローン減税は利用できなくなるので注意が必要です。
ご存じの通り、住宅ローン減税は、住宅ローンの年末残高を基準として納めた税金が戻ってくる制度です。借入残高が無いと適用はありません。
また、その基準となるのが年末調整でみる源泉所得税です。この源泉所得税が、例えば入院や出産のため引かれることがなければ先ほどと同じで減税期間中でも受けることができないことにも注意してください。
あくまでも、納めた税金が戻ってくることをお間違いないよう注意して下さい。
現在は低金利なので、金利が上昇するまでは今のままローンで支払いをされているほうが現金が手元に残るので、お金を貯めて一気に返済は個人的にはお勧めしていません。
それこそ、その手元にある現金を有効に増やせる先に投資されることをお勧めします。
いかがでしょう？
お金はあるだけではお金は増えていきません。銀行に預け入れても期待はもてません。
そのためにはどうするか？
宝くじが当たれば手元にお金があるので、何かを始めるには事困らないと思いますが、現実的なお話ではありませんよね。
実際のところは皆さん収入で得られたお金を貯蓄して、貯蓄したお金をどう活用するか？
増やすための活用として『投資』を選ばれるのではないでしょうか？
では、投資するためにの貯蓄をどうしてやっていくのか？
多くの会社員の方がされる投資までの道のりを考えていきたいと思います。
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