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執筆者の写真Takayuki

不動産投資に向いている人向かない人




そもそも投資に「向いている人」、「向かない人」と大きく二つに分かれますよね。


投資にも色々な種類があるとご紹介もしてきました。

■株式・FX・仮想通貨など

■不動産投資

■国債・保険商品


 

この投資の種類によっても、ハイリスク・ハイリターンの商品からミドルリスク・ミドルリターン、ローリスク・ローリターンの商品に分かれてきます。


ここでは「不動産投資」と呼ばれるものに対して向いている人でないと投資されませんよね?

では「向いている人」ってどんな人かみていきましょう。



 

①計画性があること。


②自己責任として納得できる人。


③スピードを持った決断ができる人。


④信頼できるブレーンがいる人。


 

私が考える投資に向いている人の定義です。


その理由は?


 

①計画性があること。


これは何といっても資金計画ですよね。手元の現金で購入するにしろ、金融機関から借入するにしろ購入するためには資金が必要です。その資金を元手に投資用不動産を購入します。いわゆる収入と支出のバランス。

しっかり収入の計画が立てられて支出額を把握すること。

初めて不動産投資をするのに収入がどれくらいになるかわからない。


支出額って月ベース、年間ベースで見ても見当がつかない。そのような段階であれば不動産投資はできませんよね。収支の計画が狂えば単なるお金の無駄遣いです。

現金で購入されていれば支出額はまだ抑えられますが、金融機関から借入をしていれば毎月の返済があります。固定費として支出されていきます。初めての方についてはすべてを理解するのは難しいかもしれませんがおおよその金額を把握することは最低条件です。


 

②自己責任として納得できる人。


不動産会社が良いといったから、知り合いの紹介だったから。

情報が入る入り口は人それぞれ違うかと思います。良い情報ばかり入ってくれば良いのですが、良い情報に見えて実はそうでもない情報も中には混ざっています。また、良い物件を紹介されても運営していく中で悪くなることも考えられます。


つまり、良いも悪いもあり得るということです。最初から騙しの手口で投資用不動産の情報を持ってくる方は要注意ですが、それ以外であれば様々な外的要因で状況が変わることも考えられます。


例えば、


大きな会社や大学の近くに構えている投資用不動産物件だとした場合、会社や大学が移転したり、規模縮小により閉鎖されたりした場合なんて、予期できませんよね。

投資用不動産物件だけを捉えるならば、建物で事件、事故、災害などが起こると、居住している方からすれば住みにくい状況に変わります。

そのまま長く住み続けたいと思うよりも早く退去したいと思う方が出てきてもおかしくありません。


逆に


不便な場所で入居率が悪く空室を埋めるのが大変だった物件が、大型スーパーの出店や新駅の登場により今までと比べて利便性が向上した場合など入居者は増えやすくなりますよね。

このような形で良いことも悪いことも起こりうるということは前提においててください。

そして、購入する際に①の計画がしっかりと立てられていれば焦ることなく対処できると思います。


 

③スピードを持った決断ができる人。


不動産投資のみならず、不動産全般に言える事ですが、「自分が良い」って思った物件は他人の方も同様に考えます。ですので、ご自身のインスピレーションを信じてすぐにアクションを起こせるか否か?


また、逆の考え方をするならば世の中の情勢を見たうえでの「売り時です」


・今なら高く売却できると思ってすぐに行動を起こす。

・支払が厳しくなったので売却をして一度現金に戻そうとする。



プラスの行動、マイナスの行動共に売り時、買い時が存在します。

「まだまだ高く売れる可能性があるからもうしばらく様子を見て売却をしよう。」

「まだこの物件を売却しなくてもなんとか資金繰りができているから大丈夫。」

なんの根拠もない期待は持たず機械的に判断して行動できることが大切です。

時期を見誤ると高く売れることを期待して待ち続けた結果、希望額で売れず気が付けば売り時やと思った時以上に安く売却することになったりします。

上記は売却を考えている方へのお話ですが、保有をメインとして考えている場合もスピードを持った決断は同じです。

最近では保証会社を利用されている家主が増えているので賃借人との交渉などはほぼ無くなったと思いますが、何か問題が起こりそうやと感じたら早めの行動で被害が大きくなる前に対処すること。時間と共に問題解決は図れませんのでご注意ください。


 

④信頼できるブレーンがいる人。


自己責任として納得できる人。と少し矛盾するかも知れませんが、自分自身が納得できるために、わからない疑問を解決してくれる方がブレーンとしていれくれれば、リスクは大きく低減させることができますよね。

自分の思う計画が立てられた。自分のする行動やから自己責任は当たり前。何事も即決、即断できる。


この3点が揃ったからできる!


はい。もちろんそれが揃わなくてもできますが、3点揃うことで進みやすいです。

しかし、情報が少ない中、つまりリスクが高い中で投資用不動産を購入するのと

多くの情報を持つこと、リスクが低減している状態で購入するのでは、後々の成功度合いが変わってきます。


どんなブレーンが必要なの?

ブレーンが多すぎると、様々な意見に振り回された結果、慎重に慎重を期して投資用不動産を購入しない。それを選択する人が多いです。

なので、税務、不動産についての知識、投資用不動産の運用方法。

この辺を抑えている方が周りにいらっしゃれば大夫とリスクは減少します。


 

それでは、「向かない人」は?

今まで挙げた4点に当てはまらない方です。


①計画を立てるのが苦手

②自分で責任を取るのが嫌い。

③何事も時間をかけて慎重に判断したい人。

④相談できる人がいない人。


言葉にするとこんな感じでしょうか。


簡単なノリで儲かるビジネスは早々にありません。儲かるにはそれなりのリスクも介在しています。

しかし、儲かるプラス面しか目に入らないよう方で、断るのが苦手な人は間違いなく失敗します。


今回は不動産投資を題材に書いてみましたが、他の投資も同じことが大方言えると思います。興味をお持ちいただくことは良いですが、自分に合わないと思った方は焦らず情報を集めてから初めてみて下さい。情報を集め学んだとしてもやっぱり何か違うと感じられた方は投資をお勧めしません。

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